量子物質ナノ構造ラボ Q-NanoLab

東京大学基金 Qナノラボプロジェクト

Qナノラボへようこそ!

量子物質ナノ構造ラボ (Qナノラボ) は,全国の物質科学の研究者・学生が,新奇物質をナノ構造・デバイスに加工し,先端計測技術で測定することを目的に,東京大学物性研究所内に設置されました.その運営費は,東京大学基金,すなわち一般の皆さま,一般企業様のご寄付により賄われています.これからの日本そして世界の量子科学技術を担う若者には,この施設は必要不可欠なものです.ぜひ皆さまのご浄財をQナノラボ -FSIにお寄せいただきますよう,お願い申し上げます.

新着情報

2023年2月6日 東京大学基金に参画し,量子物質ナノ構造ラボ(Qナノラボ)プロジェクトとして寄付を募るページがオープンしました.

2022年10月22日 物性研究所一般公開にビデオ参加しました.こちらよりご覧いただけます.

2022年9月20日 柏キャンパス計画停電のため,9月22日午後より装置を停止します.9月26日より再開します.
>>これまでの新着情報

量子物質ナノ構造ラボとは

量子物質ナノ構造ラボ(Laboratory of Nanoscale Quantum Materials, Q-NanoLab)は,物性研究所に所内共通施設として作られました.研究所内外の研究者が新しく合成した物質,新しい量子構造を,主に物理的な処理を通して様々に加工し,ハイブリッド系,非平衡系,あるいは素子動作などを調べるための共通インフラを提供する施設です.2022年3月10日よりスタートいたしました.スタートアップ状況については,こちらのページで順次更新中です.

このラボは,加工を行うだけではなく,加工試料の物性測定の請け負い,仲介も行います.むしろ,測定目標に向けどのような加工を行うか,ご相談に応じます.ご興味を持たれた方は,ぜひこちらからご相談ください.最初はメールにて,更にZoomなどを使用したオンライン相談を申し受けます.

このラボでできること

微細構造作製,素子化

新物質や新構造の微細構造化や素子化を行います.こういったことによって何を調べ,何ができるようになるか,こちらで概説しております

電気計測

このラボは,構造化・素子化・微細化から先端計測までを物性研究所内で一気通貫に行うことを中心的なコンセプトとしています.物性研究所内では多くの先端計測を行うことができますが,このラボの中でも,特に量子効果が顕著に現れる低温強磁場環境での電気伝導測定を提供しています.

まずはご相談ください

 このサイトでは,微細化や素子化でどんなことが起こるのかどんな方法を使うのか,などについて簡単に説明しています. 新しい物質の微細化,素子化で何が現れるかは,なかなか予測はつきません. まず,こちらからご相談ください.